・30代男性
・学校名:CIA(Cebu International Academy)
・留学期間:2022年12月~2月
・留学の目標:語学力の向上、異文化を学ぶこと
【1】セブ留学をした理由
30歳になったのを気に初めての転職を決意しました。
せっかく会社を辞めるのだからと、1年間のモラトリアム期間を自分に設け、世界を見て回ろうと思ったのがきっかけです。短い期間とはいえ駐在経験もあったのですが、世界を旅して回るのに、また離職期間中にした自己啓発の一つとして「語学留学」を経験することで旅行とキャリア形成の両方を充実させたかったのが理由です。
【2】学校を選んだ理由は?
CIA校を選んだ理由は3つです。
1つ目は、セミスパルタの学校であることです。自分の学習意欲と、どれくらい息抜きが必要かを自分に問いかけて、メリハリのある学生生活を送れるセミスパルタを選択しました。
2つ目は、CIAが韓国資本経営の学校であることです。フィリピンの語学学校は経営元によって国籍別の学生の比率が異なると聞いていたので、日本人が多すぎて他国出身の友達ができ難い環境よりも、色んな国の友達を作りたいと考えました。現地で誰と仲良くなるかは自分次第なところもあると思いますが、結果として韓国・中国・台湾・ベトナムなど様々な国から勉強に来た人たちと旅行に行ったり、楽しい時間を過ごすことができました。
3つ目は、CIAは外部のホテル寮やコンドミニアム寮が用意されており、学校の敷地外にある比較的自由でプライバシーの確保された部屋を生活拠点にできるところが魅力的に感じました。4人部屋などで複数人で生活空間を共有するのは楽しさもありますが、文化も生活習慣も異なる別の国の人と同じ部屋で何カ月も一緒に過ごすストレスもあると思います。私はコンドミニアム寮(MIDORI)を利用したのですが、簡単な調理をして食べなれた日本食を自炊したり、1部屋1台専有のwifiで動画を視聴したり快適に過ごすことができました。セブ島は全域でネット回線環境が日本と比較して良くないので、校内の寮生活をしていたバッジメイトとは値段以上の生活レベルの差があったように思います(笑)
【3】1週間の時間割
– | Mon-Fri |
---|---|
8:00~8:50 | Native Class(Group Class) |
8:55~9:45 | Integrated Class(Group Class) |
9:50~10:40 | Speaking Class(1:1 Class) |
10:45~11:35 | Writing Class(1:1 Class) |
11:40~12:30 | Self Study |
13:30~14:20 | Reading Class(1:1 Class) |
14:25~15:15 | Listening Class(1:1 Class) |
15:20~16:10 | Integrated Class(Group Class) |
16:15~17:05 | Self Study |
17:10~18:00 | Activity Class(Group Class) |
マンツーマンレッスン×4、グループレッスン×4、自習2
【4】休日の過ごし方
休日は基本的にはリフレッシュに充てていました。1日8時間机に向かって勉強するのは、社会人生活を何年もやるとすっかりついていけなくなるようではじめの2週間くらいは平日も部屋に変えるとひたすら寝ていました。
最初のうちはバッジメイトと一緒にITパークやSMモール等に出かけて生活に必要なものを揃えたり、外食したりが中心でしたが、慣れてきて友達もできるとみんなで旅行に出かけたりもしました。モアルボアルという海の綺麗なところに泊りがけで行ったのですが、水族館で見るようなイワシの群れ(トルネード)をガラス越しではなく生で見られたときは感動しました。韓国やベトナムの飲み会ゲームで酔いつぶされたり、停電中のレストランでみんなでスマホのライトを頼りにご飯を食べたり忘れられない体験ができました。
セブは韓国の学生をターゲットに綺麗なカフェがたくさんあるので、お気に入りのカフェを見つけるのもお勧めの過ごし方です。
【5】留学で得られたこと
語学力のレベルアップもそうですが、学歴や進路などでフィルターのかけられていない色んな人と仲良くなり、話ができたのが自分にとっては大きな収穫でした。自分が付き合う人は無意識のうちに、偏差値や進路など「自分と似たレベルの人」が集まるコミュニティで知り合った人に限定されていくことが多いと思います。でも留学は「英語を学びたい」ということ以外は全く自分と違う背景を持った人が集まるので、新鮮な出会いがたくさんあります。私もたくさんの刺激や学びをもらいました。
また、フィリピン・セブの生活水準や文化は日本とまるで違うので、生きる上での逞しさもきっと得られています。毎日洗濯物は手洗い、トイレットペーパーも持ち歩いて、停電しても動じずに復旧したらみんなで拍手する、そんな生活を経験してこそ、日本の豊かさを再確認したり、環境適応力が身についたりするのではないかと思います。